■ 犬と猫の肥満について |
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犬と猫が肥満になる1番の原因は、飼主の食事管理にあります。
犬や猫がおいしそうに食べる姿を見ると、飼主は幸せな気持ちになり、
必要以上の食べ物を与えてしまいます。その典型的なものが
スナック(ジャーキーなど)や、人間の食事のときに犬・猫が欲しがると
おかずの一部を与えることです。 |
これら以外に肥満の原因としては、
運動不足
病気によるもの(ホルモン異常など)
去勢、避妊手術(運動不足、ホルモン異常)
遺伝的要因
(ラブラドールレトリバー、ダックスフント、ビーグルなど
遺伝的に肥満になりやすい)
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肥満の判定
両手で犬・猫の肋骨を上から触り、肋骨が分からない
腹部が垂れ下がっている。または、横に張り出している
腰部が脂肪で盛り上がっている
動作がにぶい |
肥満による病気
肥満はペットの寿命を縮め、いろいろな病気を引き起こします
関節、運動器の疾患(重い体重を支えるため)
呼吸器官、循環器官への負担増
脂肪肝(特に猫に多い)
耐熱性の低下
糖尿病、皮膚炎、難産など |
【 肥満の解消】 |
運動量を増やす
犬の場合、散歩の距離を長くし運動量を増やします。
ただし、著しい肥満で病気の場合は、獣医師に相談して下さい。
猫の場合、有酸素運動を行わないので効果がありませんので、
下記の 食事管理を徹底して下さい。 |
食事の管理
通常のペットフードでなく、肥満用の低カロリー、低脂肪で繊維質が多く含まれた
ペットフードを与えてあげて下さい。また、食事を与える場合、決められた時間、
決められた場所、決められた量を守り、間食を絶対に行わないようにしてください。
※ 肥満用のペットフードは、スーパーやホームセンターでは、品質の良いものは、
販売していません。ペットショップで相談してみて下さい。 |
犬の標準体重
犬の標準体重は、「犬の基礎知識」のページに掲載していますので
一度参考にしてみて下さい。 |
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