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【 猫の食事について 】

  猫の食事
  子猫の食事 (1歳未満)
  成猫の食事 (1歳以上)
  猫に食べさてはいけないもの




■ 猫の食事

猫に食事を与える場合、キャットフードと人間の食事と同じ物
どちらが猫にとって良いものか?

人間の食事と同じ物は、猫にとって栄養のバランスが良くありません
人間と猫の必要とする栄養素はちがいます。
キャットフードは、猫にとって必要な栄養がバランス良く作られ、
猫の食事には、最も適しています。このように猫の食事には、
キャットフードを与えてあげてください。
また同時に新鮮な水を与えてあげてください。

1日の食事量は、キャットフードのパッケージに記載されている目安を
基準に猫の体調、体型を飼い主が考慮し、調整してください。
必要以上に食事を与え続けると肥満の原因となります。

また、猫はグルメであり、一度おいしいものを食べるとそれよりおいしくない
ものは食べなくなってしまいます。

味付けの濃いペットフードや人間の食べ物などを食べていると、病気に
なった時に治療用の食事などを食べず困ってしまうことなどがあります。
そのため子猫の時から与えるものには十分注意をしておいて下さい。

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■ 子猫の食事( 1歳未満 )

子猫は、生後1年で成猫となるため、成猫よりも栄養分が多く必要です。
栄養不足になると、しっかりとした骨格、筋肉の形成が行えなくなります。
そのためにも、子猫の食事は、子猫専用のキャットフードを与えてください。
(子猫用のキャットフードは、一般のキャットフードより栄養価が高い)

離乳食も、この子猫専用のキャットフードをお湯でふやかして与えてください。

生後42日までは、授乳期ですので、母乳または代用乳を与えて下さい。
離乳期の離乳食は、1日3〜4回に分けて子猫専用のキャットフードをお湯で
ふやかしてやわらかくしてから与えてください。

生後3ヶ月からは、ドライフードをそのまま与えるようにします。
生後6ヶ月からは、1日の食事回数を2回にして下さい。

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■ 成猫の食事( 1歳以上 )

成猫には、一般的なキャットフードを与えてください。
そして、味付けの濃いものは、与えないようにして下さい。
1度味の濃いものを覚えると、それよりおいしくないものは、
食べなくなってしまいます。

また、猫の病気で FUS(泌尿器系症候群) になる猫が増えていますので
出来ればFUSに対応した低マグネシウムのキャットフードを選んであげて
下さい。

また、肥満猫については、カロリーが少なく食物繊維を多く含んだ
キャットフードを 与えてください。

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■ 猫に食べさせてはいけないもの

醤油・塩
ドライ・缶詰タイプのキャットフード以外に、魚や肉などを与える場合に、醤油・
塩などで味付けをする人がいますが、それは猫にとってはまったく必要のない
ことです。かえって、強い塩味などをつけると吐き気を起こしたりすることがあり、
健康によくありません。同様に塩焼きの魚やみりん干しの魚なども注意が
必要です。

チョコレートなどの甘いもの

チョコレートなどの甘いものを食べ過ぎると心臓に負担をかけると言われて
います。また、猫の糖尿病も最近では時々見られるようになりました。

鶏のカラ揚げなどの油の濃いもの

油の濃い食べ物も吐き気、下痢の原因になります。

鳥の骨・魚の大きい骨

猫にとって鳥の骨は禁物です。鳥の骨は鋭く尖った形に割れるので、口の
中や喉を傷つけたり、また便秘の原因になったりします。魚の骨も大きいもの
に限っては、注意が必要です。小骨までとってあげるほど甘やかしてはいけ
ませんが、タイの骨などのように大きい骨は避けたほうがいいです。

牛乳

牛乳は確かに様々な栄養素を含んでいますが、猫の完全食品ではありま
せん。つまり、あえて与える必要はありません。また、ラクトース(乳糖のこと)
を多く含むので、体内で消化しきれない場合、下痢の原因となります。特に
子猫の場合は、注意する必要があります。

完全に冷えたもの

長く冷蔵庫にしまっておいて、完全に冷えたものを冷蔵庫から出してすぐに
与えるのは好ましくありません。寒冷刺激によって腸炎を起こすことがあり ます。

ドッグフード

猫にドッグフードを与え続けると、体調を崩し最悪の場合失明することが
あります。ドッグフードの中にタウリンが含まれていないからです。人間や
犬の場合、体内でタウリンを合成することが出来ますが、猫の場合、体内
で合成することが出来ず、食物から摂る必要があります。

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