わりと安くなってきたので,中古の Macintosh Classic を買って見たところ,なかなか役に立つうえ可愛いかったので,Classic II の中古を買いなおしました.はじめから10MB積んでありコプロセッサつきでした.40MBのHDDにはぎっしりフリーウエアが詰まっていました.中にはあきらかに著作権侵害のスタックとかも入ってました.なんちゅう商売するねん.>ソフ*ップ
しばらくはスタックを作って遊んだり,MccDEME を作ったりしてましたが.職場に持ってきてからは事務用主力機として活躍しています.今も普通の文章はコレで書くことが多いし,小さな画面でも9ポイントにして何とか Excel が使えます.たいていの作図は白黒ですので,これでこなせます.システムは J1-6.0.7.1 を少し改造したモノとで FEP は MacVJE です.速度的には問題ありません.不満といえば,エイリアスが作れないのが不便な事があるのと,いちいち AppleFileExchange を介する必要があるのが面倒なくらいです.
一時,LocalTalk(ModularTalk)が張り巡らされていた頃はファイルの共有やプリントも便利だったのですが,今の LAN からは孤立してしまいました.約 100MB の ZIP が普及した頃に EPSON が売っているベージュ色のを付けました.たまにしか使わないソフトや大きなデータはコレに納めています.
リチウム電源切れで時計が止まるようになり,修理に出したことがあります.部品代だけ請求されました.
MccDEMEの各ウインドウの大きさは,当時の最小モニタ搭載機である本機種に合わせて決めました.下図のようにピッタリ決まります.
飼育のほうは,389,000 世代で引きついで,たった 11,000 世代の期間なのですが,やはり Classic II はもっと遅かった.それに現役バリバリの主力事務用機なので,飼育に専念させるわけにいかず,休みの日に計算させて,やっと400,000世代に到達しました.
さて,こんどはは DOS/V 上で動く DEMEV システムへの移行です.DEMEV のデータの構造は DEME や DEME(W) と同じで,実行環境ファイルや地形ファイルはそのまま使えます.問題は個体群ファイルで,これを MccDEME から DEMEV へ”移住”させる必要があります.要するに先月の逆変換です.都合よく変域の周辺に掛かっていなかったので,前回脱がせた下駄を履きなおさせる(下表の補正値を加える)だけで済みました.
ファイル | 数値 | 数値 | 数値 | 数値 | ||||||
代数 | A | B | C | D | ||||||
例 | 26 | 11 | 0 | 1288536205 | ||||||
形質 | X座標 | Y座標 | ニッチ | 性 | 行動 | 形態 | 生理 | 生態 | 胸色 | 翅色 |
代数 | A | B | C | f1(D) | f2(D) | f3(D) | f4(D) | f5(D) | f6(D) | f7(D) |
例 | 26 | 11 | 0 | 1 | 12 | 51 | 24 | 0 | 8 | 13 |
補正値 | +64 | +192 | +64 | |||||||
例 | 26 | 11 | 1 | 76 | 243 | 88 | 8 | 13 |
形質 | X座標 | Y座標 | 性 | 行動 | 形態 | 生理 | 胸色 | 翅色 |
代数 | K | L | M | N | O | P | Q | R |
例 | 26 | 11 | 1 | 76 | 243 | 88 | 8 | 13 |
ファイル | 数値 | 数値 | 数値 | 数値 | 数値 | |||
代数 | K | L | M | N*256+O | P*256+Q*16+R | |||
例 | 26 | 11 | 1 | 19699 | 22669 |
そうそう,変換していて思い出しました.QB10forMac では 32ビットの LongInteger の変数が使えたのです.これはビット演算もできました.というか,そういう事をするのに向いた変数でした.で,喜んで使ったのですが,検算のときに普通の電卓が桁が足らずに使えないのが盲点でした.
Classic II でこの上記の計算をしたあと CSV形式でセーブ,DOS に Exchange して,次の ThinkPad220 にバトンタッチしました.