2000年特別企画 歴代パソコンでのリレー飼育

1999年2月:PC-9801nv


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 VM2の次に買ったのは何かなぁと考えると,CASIOのMSXを買ったことがあるのを思い出しました.すでにMSXもMSX2TurboRも出ていた頃で,そのブツは千円ほどでした.夜警のバイト先の私物入れに常駐させて,当番の夜はテレビにつないでいじくっておりました.でもフロッピーどころかカセットテープレコーダも使えない代物で,書いたプログラムはノートに手書きする始末.消しゴムみたいなキーボードやったなぁ.

 さて気を取り直して歴代パソコンの一覧表を作ると,次に買ったのはPC-9801nvでした.ハードディスクはないけどメルコの4MBメモリカード(RCD-4000)をカードディスクとして使い,これにDOSと一太郎とロータスと他に何本か入れて,非常に快適でした.会議の速記などにも役に立ってたのですが...

PC-9801nv

PC-9801nv

 飼育をしようと久しぶりに電源を入れると,中身が全て飛んでいたので,古いメモに従ってセットアップし直したのにうまくいきません.結論として[メモリカードが死んでる]ことが判明.この機種の基本的運用法であるRAMディスクで飼育することにしました.

 当時の98はFDDが2基あって片方をシステム+アプリ,他方をデータとして使うのが普通でした.東芝のダイナブックに対抗してNECが作った[ノート型]の98はFDDが1基しかなく,代わりにシステムディスクをそっくりコピーするためのRAMを搭載していました.それがRAMディスクです.大江千里が宣伝してました.

 さて,FDをDOSのシステムディスクにしてDEMEをコピー,これをまるまるRAMディスクに転送しました.

液晶モニタ

100,000世代目

 nvの液晶モニタはモノクロ8階調の青い液晶です.当時良く売れたNS/Eなどと比べるとかなりチャチでした.上の図はWindows上でキャプチャーしてそれらしく色をつけたものです.

 VM2から引き継いだ第100,000世代を読み込んでしばらく飼育していると,今度はFDの音がおかしく,ときどきセーブしそこなって停止してしまいます.連続して動かせば問題ないのですが,たまにFDDにアクセスする,というときにうまく動かないようです.しまいにFD自体を壊したので,あきらめて途中経過はすべてRAMドライブ上に書き込み,あとでFDにコピーすることにしました.こうして,とにかく200,000世代まで到達しました.

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