セントラルリーグ賛歌

ビクトリー

作詩:能丸 武
作曲:中山大三郎

試合開始前,ビジター側守備練習時に放送されていた


【1】
緑の大地に 飛びかう白球(たま)を
体をぶつけて 受けとめりゃ
この道を<この道を> 選んで<選んで> よかったと
心から<心から> 誇りに思う
大観衆の 期待の中で
われらが守る オゝ セントラルリーグ

【2】
一球入魂 男の誓い
力を尽くして 競(せ)り合えば
戦いの<戦いの> 終りの<終りの> 涙さえ
ただ熱く<ただ熱く> 精神(こころ)を洗う
明日につなぐ 望みを抱いて
われらが守る オゝ セントラルリーグ

【3】
真冬の寒さに 流した汗も
いまこのグランドで ふく汗も
ただ一つ<ただ一つ> めざすは<めざすは> ビクトリー
たゆまずに<たゆまずに> 走って行(ゆ)こう
スタンドからの 声援熱く
われらが守る オゝ セントラルリーグ


[GET]


 歌詞および曲はセントラル野球連盟編『1990 Central League Green Book』によります.楽譜が掲載されていますが明らかなミスがあり記憶をもとに修正しました.
 日本コロムビアから発売されたレコード(AH-443)には細川たかしのほか,岡田彰布,高橋慶彦(当時広島)などセ6球団の選手計6人の名前が挙がっています.主に細川が歌って,選手はコーラス部分に参加していたようです.B面にはセントラルリーグ応援歌”燃えろ若き星”が収録されていたようです.賛歌と応援歌ですと.
 末筆ながら,希少な資料を提供くださった,はやトラ氏に御礼申し上げます.


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