96/12/6 に、プレイステーションソフト、「gaball screen」が発売されました。このページでは、そのソフトの解説を行います。
木根尚登の小説「CAROL」に出て来る、架空のユニット、それが「ガボールスクリーン」である。今回の PS ソフトは、その名前を受け継いだものとなった。しかし、PS ソフト「gaball screen」は、小説「CAROL」とは一切関係ない。
PSソフト、「gaball screen」は、小室哲哉によって作られたソフト。これは、プレイステーション発売以前から計画があったが、2年遅れで発売となった。
小室哲哉にファンから贈られたスニーカーが、音の断片を集めて曲を完成させる、というゲーム。プレイヤーは、スニーカーを操り、「ワールド」と呼ばれる世界を探検し、音の断片を探す。断片がすべて揃うと、曲のビデオクリップが見られる。曲は全部で7曲あり、それぞれ違うアーティストが歌っている。
尚、すべての曲を集めると、TMN の新曲「detour」のビデオクリップが見られる。
僕の個人的な感想を書かせて頂きます。ゲーム的には、おもしろくないです。ビデオクリップもあんまりうれしくないです。全体的にお薦めできません。3200円という安価がせめてもの救いです。
ちなみに、宇都宮隆の「discovery」と、TMNの「detour」は小室哲哉作曲ですが、他は、久保こーじ作曲が4曲、共作が2曲です。