小室「音と光っていうのは、もう、長年コンサートでは定番になってて、まあ、マジックを作るために大事なもんなんですけども、それプラス、しっかりとした作りこんだ映像を、を組み合わせて、まあ、なるべくコンサートのお決まりのパターンは壊したかったですね。 どだい何万人で 2 時間半くぎづけにするっていうこと自体がすっごい無理なことっていうか、たいへん厳しいことで、音楽を聞かせるという行為だけで、んー、もたせるってのは、まあ、限界にもきてたと思ってたので、自分でも、なんか、ま、とにかくわかりやすいもの」
小室「非常にたんたんとしてますね。」
小室「気合いとか、なんかこう、熱い感じのが好きじゃない人なんですね。こんなんやれて当たり前っていう風に思われたがりの人なんですね。練習見られるのが嫌いなタイプ、全員そうですね」
小室「さらっとできちゃったっていうように見せる、僕がそうなんで」
小室「似合わないとか言われちゃうし、一生懸命やると」
小室「3年やってきて、だいたい自分の役割とか、私は僕はこれをやればいい何をやればいいとかすごいわかってきて、役目が今回は、すごくはっきり、あの、彼らもわかってきたと思うんですね」
小室「マークはやっぱり、楽しませなきゃいけない、もう、エンターテイナーな徹さなきゃいけないし」
小室「KEIKO はやっぱりこう、うならせないと、っていうか、みんなお客さんをね、やっぱ歌で、あ、やっぱうまいのかな、とか、こうやっぱり、あ、ちゃんと本物かな、本物だよ、ってのを、わからせる、なきゃいけないってことで」
小室「あんまり音を聞きながら、これだけ大きい音を聞きながら空を眺めること、みなさんあんまり機会がないと思うんで、こういう機会に「UNDER Your Sky」って曲があるんですけど、空、あ空、って感じで、だから見上げていただくと私のねらいはあってて、気がつくと暗くなってますから」
小室「ま、だいたいピアノと KEIKO だけのシーンがあるんですけど、そこが気がついたら暗くなってる、もう真っ暗になってる予定です」
小室「もうとにかく、お客さんがちょっとでも、あのー、ダレた気分になっちゃうっていうのを避けるためのもう必死の努力で」
小室「ただ信号待ちしてるカップルと、なんか外から流れてる音楽と、そこらへんにある雑誌と、で、いくつかのポイントをつなぐ時に、なんか足りないと、あーでもー、なんか音楽が、これにはまる音楽がないなとか思うとすぐ嬉しくなるですね。ここだと。こう、一目さんにここに行きたい」
小室「今世紀中、20 世紀中はとりあえず休みなし、みたいな感じで、んー、ちょっと 21 世紀になったら休めたらいいと思ってるんですけど。すごい使命感を大っきいんで、いいよ、お前はもうやんなくて、って言われたら、わかりました、じゃ少し休暇でもとります、って言いますけど、やめなさいと言われるまでは、やるしかないかなという感じで」
小室「プライベートは優先っていうのは、まったく今考え方には、まあ、無いんですよね。とりあえず、順番で言ったらそっちが 2 番、ってふうに考えてて、何をとってもまず、えー、音楽、ま、皆さんの満足、っていうふうに割り切るしかないとは今思ってて、んー、で、んー、ずいぶんそういう意味では心配を掛けたり、迷惑掛けたりとか、んー、そういう、いらぬ心配とか(笑)というのがあると思うんですけど」