96/10/13,スーパーサンデーという番組の新聞の見出しに、「小室哲哉、未発表曲テープ？」などと書いてあった。無論、僕は期待に胸を膨らませ、番組を注視した。番組はいくつかの希少品をオムニバス形式で紹介していく形式だった。
いよいよ、小室哲哉のテープの番が廻って来た。まず、小室哲哉の高校の友人と自称する人が登場した。彼はまず、小室哲哉の 15 歳の時の定期券を出した。定期券は、府中⇔新宿 で、49.9.20 府中駅発行、49.10.19 までとなっていた。
彼は次に、小室哲哉の学生時代の英語のノートを出した。それは小室哲哉の文字であった。さらに彼は、小室哲哉のエレクトーンの椅子や、高校のアルバムなども出して来た。ここで、期待は高まる。
ついに彼は、秘蔵と称するテープを取り出した。しかし彼は、小室哲哉本人に本物であることの確認を取らないと聞かせられないと言うのだ。
番組は avex に行き(何故 avex なのかは謎) テープの確認を依頼した。しかし、avex からの回答は「わからない」だったのだ！
おいおい、ちゃんと小室哲哉本人にコンタクトしたのか？まあ、avex に持って行く番組も悪い。
最後にスタジオでそのテープを再生した。すると…おいおい、曲って言うよりただのコードやんけ！